エロ漫画を買うのは恥ずかしい①
エロ漫画を買うこと自体は、成人男性に認められたれっきとした権利であり、恥ずべきことでも何でもない……が、実際に買いに行くとなるとやっぱり「恥ずかしい」という気持ちが起こらないだろうか?
特に、街の書店に買いに行くとなると恥ずかしさは大きいだろう。
たとえば、書店でエロ漫画を物色している間に知り合いに遭遇したらどうする?僕がまだ皮かぶりだった小○生の頃、「体育の先生がエロ漫画を立ち読みしていた」みたいな目撃談が学校中をめぐって、先生がかなりかわいそうだった記憶がある。
そんなふうに、「あいつエロ漫画を買ってたんだぜ!」というウワサはすぐにめぐるし、そうなると恥ずかしい思いをする人は多いだろうことは想像にかたくない。まあ「だから何?」といえる強心臓の人もいるだろうが……。
あるいは、人によっては「エロ漫画を買ってた」なんていう噂が立ったら社会的に困ったことになる……というケースもあるんじゃないだろうか。
特に今の時代、たとえばバスの運転手さんが昼飯を食ったというだけで会社にクレームが飛び込む時代だから、「おたくの社員さんが日曜日にエロ漫画を買ってるところを見たんだけどアレは何ざます!?」みたいなクレームが発生しないと言い切ることはできないのである。