初めて見たエロ漫画の思ひ出
貴方は、初めて目にしたエロ漫画がどんなものであったか……その記憶を所有しているだろうか。
もちろん言い出しっぺの私はその記憶を所有している。
何を読んだかどんなシチュエーションで読んだか、今でも、まるで昨日のことのように思い出すことができる……というのは(スマン!)少々誇張した表現である。
記憶は徐々に薄れてゆく。ともすれば、どんな内容のエロ漫画であったか思い出すのも難しくなる。
初恋の女の子の顔やしぐさや声を、我々が年を取れば徐々に思い出せなくなってゆくのと同じである。
切ない。
いや別に切なくはないか、タカがエロ漫画だし。今となっては無料で読める、文字通り掃いて捨てるほど世の中に存在しているエロ漫画だし……。
ちなみに、私が生まれて初めてエロ漫画を読んだのは、もう時効だから言っちゃっても構わないのではないかと思うけれども、思春期まっただ中の学生時代であった。
その頃の私は、世界を破滅に導きたくてしょうがない重度の厨二病を患っていて、治癒はおぼつかなかった。
バカだったゆえに授業にはまともについていけず、教室ではいつも何かしらの妄想に耽っていた。
そんな私がエロ漫画を読んだ……その内容は、もう今となっては忘却の彼方に退きつつあり漆黒の闇の中へその像を溶かし込もうとしているのだが(このような表現に厨二病の残滓を見て取る人もいるだろう)、いくつかの場面というか、漫画のコマは覚えている。
どうやら学園凌辱モノだったようだ。しかも母娘を犯しまくる親子丼系凌辱エロ漫画だったのだ。
聖○○学園的な清楚な制服をビリビリに破かれてアヘ顔を晒している娘の姿を、自らもブラジャーをむしり取られてたぷんたぷんの巨乳をあらわにしたセクシーな母親が愕然として見ている……そんな大きめのコマがあったことを、今の私はおぼろげに覚えているのだ。
そのエロ漫画は、私が生まれて初めて買ったものだったのである。
町はずれの古本屋で買った……“古本屋”といえば、気難しそうなオヤジが奥に座って仕入れた古本に値札を貼り、店内には、棚にみっしり詰め込まれたカビ臭い文学書を舐めるように眺めている文学オタクが徘徊している……みたいなシーンを想像する方が多いだろうが、私がそのとき足を向けた古本屋は安っぽい週間雑誌やマンガ雑誌などをメインで扱っているケチなショボい店で、店主のオッサンはドストエフスキーの「ド」の字も知らないような白痴的な面構えをしていた。
アホみたいなオッサンがレジに座ってる店だし、今から思えば堂々とエロ漫画を見てゆっくり選び、「おらおらオッサン早く会計しろコラ!」みたいな感じで利用しても良かったのだが、何しろこっちは厨二病全盛期の青少年であり、なかなかそういう堂々とした態度をとることはできず、おずおずとしながらとにかく目についたエロ漫画を手にしてレジに向かった。
エロ漫画を買う方法2選
さて、私が初めて買って読んだエロ漫画については上で述べた通りのシロモノだったのだが、ところでココで、ちょっと「エロ漫画を買う方法」について解説しようと思ふ。
なぜ話がそんなに飛躍するのかと疑問に思ってはいけない。とにかくそういうふうに進めたいのダ。
さて、エロ漫画を買う方法といえば、2つあると私は愚考する。
ひとつは、昔の私がそうしたみたいに書店で購入するという方法である。
これはシンプルですね。そのへんの「本」という看板がある本屋さんに入っていけば、たいていの場合はエロ漫画のコーナーを見つけることができ、そこで気に入りそうなエロ漫画を見つけてレジに持っていき、求められたしかるべき料金を支払いさえすれば、その次の瞬間から、エロ漫画は我々のものになるのだ。
もうひとつは、家に居ながらにしてエロ漫画を購入するという方法である。
実はこれにはさらに2通りの方法があって、
1.ネット注文して紙の書籍のエロ漫画を買う
2.電子書籍版のエロ漫画を買う
という感じになっているのである。
このうち、「1.」の方法は街に出る代わりにネット上の書店を利用するという方法で、我々が日用品をネットショップで買うのと変わりがない。「2.」のほうは……まあくだくだしく説明する必要もあるまい。kindleなどのアプリを使ってエロ漫画を読めるよう、電子データのエロ漫画を購入するのである。
エロ漫画を無料で読む方法があるヨ!
さて、上記のように、エロ漫画を入手するにはさまざまな方法がある……が、実際に街に出て本屋さんでエロ漫画を買う方法にしろ、ネットショップなどで注文したり電子書籍を購入したりするにしろ、「買う」「購入する」というのがネックだ……という人も多いのではないか。
実は私もそうなのだが、国民から金をむしり取ることしか考えていない、欲の皮の突っ張った無能な政治家や官僚に支配されたこの国には、貧困世帯が徐々に増えている。私なんかは高度経済成長期もバブル経済も知らない、生まれたときから不景気でシケた日本しか知らないアワレな世代なのである。
そういう私にとって、エロ漫画を買うというのは並大抵のことではないし、私のような事情を抱えている人は多いんじゃなかろうかと思う。
そこでおすすめしたいのは、無料でエロ漫画を読むという方法だ。そう……今この時代、エロ漫画はわざわざ書店などで購入しなくても、ネット上で無料で閲覧することができるのである!
無料で読めるエロ漫画サイトは、ググればアホほど出てくる。
サイト数は多く、中には種々雑多なジャンルのエロ漫画をごった煮のように公開しているところもあるし、ある特定のジャンルのエロ漫画だけを専門に公開しているところもある。
自分が好きなエロ漫画を見つけるのは難しくない。簡単に好きなエロ漫画を読める。
ろくでもない時代だが、このことだけには感謝したいと思う今日この頃なのだ。
というわけで、エロ漫画は買うな!無料で読める方法があるヨ!
ぜひ参考にしていただきたい。